AGA

AGA(男性型脱毛症)治療

               
AGA治療を行なっております。

AGAとは Androgenetic Alopecia の略で,男性型脱毛症ともいわれます。

自由診療。予約不要。院内処方。

お薬を診察室内でお渡しいたします。

他の医療機関でPSA検査を受ける際,AGA治療薬を服用していることを担当医にお伝えください。

AGA治療薬服用中,および最終服用日から6ヵ月間,献血を行なうことはできません。

女性の方,未成年の方への治療は行ないません。

皮膚科に通院中の脱毛症の相談は行なっておりません。

AGAの長期処方につきましては,6ヵ月処方まで対応可能です。

問診票

初めて診察の方は下記書類を記入の上お持ちいただくと,より早く診察ができます。

①診療情報(氏名住所等)

②問 診 票(わかる範囲で)

③問 診 票(AGA)

費用

診察料,処方箋料,薬剤購入費用のすべてを含む税込み表示です。

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通常の自費外来の他に,オンライン自費診療も行なっております。
詳しくは ⇒コチラ 

■ ザガーロカプセル0.5mg
 30カプセル(30日分)
 10,500円(税込み)
 (1カプセルあたり350円)

■ デュタステリドカプセル0.5mg
 ZA「サワイ」
(ザガーロのジェネリック)
 30カプセル(30日分)
 7,300 円(税込み)
 (1カプセルあたり243円)

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 15,000 円(税込み)
 (1錠あたり167円)

AGAチェックリスト

・思春期の頃から抜け毛が始まり,徐々に進行してきている
・両親,兄弟,祖父母に薄毛の人がいる
・シャンプーやブラッシングの時の抜け毛,起床時の枕元の抜け毛が気になる
・額の生え際が後退してきた
・頭頂部が薄くなってきた
・額の生え際と頭頂部,どちらも髪が抜け始めた
・髪の太さは細くて短い髪が多くなり,髪のハリやコシがなくなってきた

典型的な薄毛のタイプと対処法

下の図のように,薄毛にはM型,O型,U型(A型)などのタイプがありますが,実際には合併して発症しているケース(混合型)が多いです。AGAという薄毛は,男性ホルモン(テストステロン)に対し5α還元酵素という酵素が働いて生じるDHT(ジヒドロテストステロン)が増加し,毛根の毛乳頭細胞の受容体に作用することにより発症します。対処法の基本は,フィナステリドやザガーロなどの5α還元酵素阻害薬という薬剤です。 

           

AGAの原因となる5α還元酵素は頭部では額に多く分布しているため,AGAが発症した場合,まず額から始まり,頭頂部,後頭部の順番で抜け毛が進行していくことが多いです(M型)。フィナステリドやザガーロなどの5α還元酵素阻害薬が有効ですが,比較的ザガーロの方が高い有効性を期待できるといわれています。


     


O型の薄毛には,頭皮の血行不良も深く関係しています。フィナステリドやザガーロなどの5α還元酵素阻害薬に加えて,ミノキシジルを併用し頭皮の毛細血管を拡張させ,栄養を頭皮に行き渡らせるようにします。ミノキシジルをドラッグストアで購入の際,処方箋は不要です。


   


U型(A型)の薄毛は,M型とO型の複合型とも考えられ,頭皮の血行を促進すると同時に,5α還元酵素阻害薬を適切に服用することが肝心となります。

フィナステリドとザガーロ(デュタステリド)の違い

フィナステリドとザガーロ(デュタステリド)の最も大きな違いは,作用部位の違いに由来するDHT(ジヒドロテストステロン)抑制力の違いです。

AGAという薄毛は,男性ホルモン(テストステロン)に対し酵素が働いて生じるDHT(ジヒドロテストステロン)が増加し,毛根の毛乳頭細胞の受容体に作用することにより発症します。

テストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素のことを5α還元酵素といい,Ⅰ型とⅡ型の2種類があります。
フィナステリドは,2種類の5α還元酵素のうちⅡ型のみを抑制します。ザガーロ(デュタステリド)は,Ⅱ型のみならずⅠ型も抑制します。

結果的に,DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する力はフィナステリドよりもザガーロ(デュタステリド)の方が強いことになります。


    

薬の副作用について

通常,AGAの服薬治療は少なくとも3ヵ月から6ヵ月,数年以上は継続し,続けて服用することにより毛髪量が維持されます。

継続して服用する際には,薬剤よる副作用に注意しなければなりません。他の薬剤に比べてフィナステリドやザガーロに特に副作用が多いわけではありませんが,まれには体質に合わないため副作用が出現する場合があります。

AGA治療薬は主として肝臓で代謝されるため,肝機能には注意です。AGA治療薬はもともと前立腺肥大症の治療薬として開発された経緯もあり,前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)の数値を下げることもあることから,注意が必要です。

副作用が出現していないか血液検査を受けていただく場合もございます。血液検査の結果により,AGA治療薬の副作用が認められる場合には,薬剤の服用を止めていただくこともございます。ご理解のうえ,ご了承ください。

AGA治療薬のその他の副作用として,勃起不全,性欲減退,射精障害などがあります。

妊娠中,授乳中の女性に対しては注意が必要です

妊娠中の女性はAGA治療薬を服用してはならないことはもちろんのこと,砕けたり割れたりした錠剤を触ってもいけません。薬剤の成分が皮膚に付着して吸収され,胎児に悪影響(奇形や生殖器異常)をおよぼす恐れがあるからです。

奥様が妊娠中の時,ご主人はご自宅でAGA治療薬を保管する際,厳重な注意が必要です。
同様のことは授乳中の女性にもあてはまり,乳児への悪影響の恐れがありますので注意が必要です。